資産運用方法の中でも、昔から人気があるのが株式です。しかし、株式の場合には、始めるにあたって、ある程度のまとまった資金が必要になるため、これから資産運用をはじめようと思っている方にとっては、かなりハードルが高いと言えます。その点、少ない予算でスタートすることができる投資信託(ファンド)は、初めて資産運用にチャレンジしたいという方におすすめです。
投資信託の選び方
上手な選び方は、自分にあったスタイルを得意としている会社を選ぶということです。ハイリスクハイリターンな会社なのか、リターンは少なくても良いので、とにかくリスクを最小限に抑えたいのかによって、選ぶべき会社、選ぶべき商品が異なります。株式とは違い、それぞれの会社によって、商品が大きく異なっていますので、しっかりと見極めなければいけません。
そして、選ぶ際には、運用する金額が、自分にとってどのようなものなのかを把握することも、重要な選び方のポイントになります。例えば、あぶく銭を運用するのか、将来の大事な蓄えを運用するのかによって、重要度は大きく異なります。基本的には、損をしても、自分のライフプランに大きな影響を与えない範囲内で運用することが重要になります。生活費やお子さんの教育資金などを運用にまわしてしまうと、万が一の時にライフプランを下方修正しなければいけなくなるからです。
投資信託会社の分配金について
投資信託会社の分配金は、重要な情報のひとつではありますが、この分配金の額が大きければ、それだけ優秀な会社だというわけではありません。分配金が普通分配金なのか、それとも元本払戻金なのかによって、内容が大きく変わってしまうからです。特に、この部分は、初心者が忘れてしまいがちな部分ですので、しっかりとチェックするようにしましょう。商品の選び方について、より詳しい情報を知りたいという方は、ふくろう教授の投資信託ゼミナールのホームページで勉強するのもおすすめです。